ビルマ(現ミャンマー)からのエッヂッド・カーネリアンビーズに、タイ中部で発掘された古代グラス(ガラス製)の茶系色のビーズを組み合わせたネックレスです。
このネックレスに使用しているエッジドカーネリアンは、ビルマのRYU時代に作られたものと推測されますので、4世紀~7世紀頃に作られたものではないでしょうか。
カーネリアン(和名:紅玉髄)に、草の汁で白い模様を描き、400度ぐらいで焼く事により、石の色が【茶褐色】から【オレンジ色】のような明るい茶褐色へ変化すると同時に、白い模様が固着します。この模様は長い年月を経た今も消えることはありません。
最も古い時代のエッヂッドカーネリアンは、インダス文明遺跡の「ドーラビーラ遺跡」で加工されていたようで、ココで沢山の加工用石材、工房などの遺跡も発見されています。当時もネックレスとして利用されていたようで、ネックレス状態で発掘されることも多いそうです。
エッヂッド・カーネリアンは、インダス文明の最大の工芸品として、遠くエジプト文明や、メソポタミア文明にも海運(草船)を利用して輸出されていたようで、エジプト、メソポタミヤの王家の墓はもちろん、各地で発見されています。
こちらのネックレスに使用したものは、3世紀ごろに伝来した技法でビルマで独自に作られたものだと思います。
ネックレス部分には、タイ中部で発掘(発見)される古代のガラス製のビーズを使用しています。
これらのグラスビーズは、タイ中部地方で雨上がりの畑、大地から一粒一粒発見され、農民の手により大切に集められたものです。現在では、見つけるのがとても難しいそうです。これらは5世紀頃に作られたものと考えられえています。
ネックレス留具部分は、着脱が簡単なニューホックを使用しています。
ネックレスの長さ:45cm(留め具を含む)
ネックレス全体の重さ:6.4グラム
topエッヂドカーネリアンの大きさ:長さ19ミリ✕中心の太さ7ミリ
中糸:丈夫なポリエステルコットンの黒い糸を通してあります。
金属製のワイヤー加工よりも丈夫な上、ネックレス全体に柔らかいラインが出ます。
こちらの商品に使用しているビーズは、古代の発掘品のビーズのため、不揃いな形、細かなキズ、欠け、汚れがございます。
エッヂドカーネリアンには、経年による表面の白濁部分や、模様の薄れた部分や変色している部分もございます。
以上アンティークの特質をあらかじめご理解の上ご購入くださいませ。
■こちらの製品は、パーツの買付け、デザイン、加工まで一貫して当店でおこなってます■