チベット文化圏で、人から人へと代々渡ってきた伝世品の老瑪瑙(アゲート:agate)のビーズです。
当店でお取扱している古代瑪瑙の中では、最高ランクのクオリティーだと思います。
茶系の瑪瑙に、白いストライプが印象的です。
このタイプの瑪瑙では、ストライプが中心(左右対称)になっているものが好まれます。こちらのビーズも左右のほぼ真ん中に白いストライプが入っています。
光を通過させる程度の石の色も魅力的で、眺めているだけでも癒される感じです。
使い込まれた事により、表面はスムーズに摩耗してオイリー。
穴周りや穴の中も、しっかりと摩耗しており、このビーズが長年に渡り役割を果たし続けた物であることがわかります。
優しく美しい色合いです。手頃なサイズなので、男性女性どちらにもオススメできます。
チベット仏教やボン教を信じるヒマラヤ文化圏の方々は、天珠と同じように、この自然が作り出した模様を大切にしています。ヒンズー教徒が身に付けてることもあります。
ジービーズ同様にストライプや眼玉模様、菱型模様の入ったビーズが特に好まれます。
このビーズが、いつ、どこで作られ、どのように彼らの手に渡ったのかは諸説がありハッキリしていません。
しかし、インダスやメソポタミヤのビーズの影響を受けているのは間違いないと思います。
とても良く似たビーズが、インダスや、メソポタミヤの遺跡で数多く発見されています。
発掘品と伝世品の違いは、ビーズ表面の摩耗感や、油分、そして、紐を通して使われたためにできた摩耗です。
摩耗感のしっかりあるビーズで、ネパールで直接買い付けたものを、こちらでチベット伝世の老瑪瑙として紹介しています。
石の摩耗状況から推測すれは、数百年以上は経過していると考えています。
こちらの商品は、ビーズ単体での販売(お届け)となりますが、簡単な紐を通してすぐに着用できる状態で発送いたします。
その後は、お客さまのお好みでご利用ください。
当店にお問い合わせ・ご相談いただければ、ネックレスやブレスレット等に加工してのお届けも可能です。(別途加工料等必要となります)
入手先:ネパール
年代:紀元前3世紀頃~数百年前に作られたと考えられます
長さ:28mm
太さ:12mm(一番太い部分で計測)
重さ:5.7グラム(ビーズ単体)
穴:直径約2mm程度の紐は通せます。(誤差がありますので詳しくはお尋ねください)
状態:大きな割れやヒビなど肉眼で確認できるものはありません。また、修復痕もありません。
アンティーク・ユーズド品のため、風化摩耗痕、小さなキズ・欠け、穴周りの偏摩耗などがございますので、掲載画像をご確認のうえ、あらかじめアンティーク品の特徴をご理解の上お買い求めください。
より細かな部分等の画像が必要の場合は、遠慮なくご連絡ください。
別角度画像を撮影のうえお届けします。