後期インダス文明期(紀元前1900年から紀元100年頃)に作られた、天然石:瑪瑙(めのう)のビーズです。
この時代、インダスのビーズづくりは、最盛期であったと考えられています。
もちろん穴あけもその時代(今より2000年以上も前)に行われたものです。
銅で作った、ドリル針を弓で引いいて回して正確な穴をあけたと考えられています。
当時の利用目的は、お守り、宝石、金銭と同様にとても貴重なものとされていたようです。
ハラッパ遺跡の発掘調査をすると、地下の壺の中からまとまって発見されることもあります。
こちらのビーズは、大変ユニークな模様をしています。
特徴は、チベット文化圏で、【長寿の壺】とか【宝の壺】といわれているモチーフと同様の模様が、自然のビーズに現れています。
そして、別の角度に一つ眼玉模様もあります。目玉模様は、邪気をはねのけると考えられており、とても重要な図柄です。
天然の瑪瑙の模様がこのように現れることは、自然のいたずらでしかなくとても珍しく貴重です。
また、このようなクオリティーの古代瑪瑙ビーズは、近年まったく出回っておらずとてもレアなものです。
すぐに、身につけられるよう強い中華紐を露結びで編みこんだ紐を通してあります。
こちらのビーズは、銅製のドリルで開けられた穴の特徴から、後期インダス文明期(紀元前1900年から紀元100年頃)のモノと推測されます。
現在から3000年前から、ざっと2000年以上も前に作られたものです。
古代瑪瑙ビーズの大きさ:26mm × 18mm × 11mm
ネックレスの長さ:43cm
紐の色は、黒色です。留具は、ココナッツのボタン留になります。
注意)こちらの商品はアンティーク品のため世界中で1点物となり複数購入はできません。