ペルシア(イラン)、アフガニスタン、パキスタン、ネパール(ヒマラヤ圏)、ビルマ、カンボジア、タイの古代のアゲート(瑪瑙)ビーズです。
こちらは、弓型をした黒い瑪瑙に、金剛眼やダイヤモンド・アイと呼ばれる菱型の眼玉模様がクッキリとあります。正面から見てもV字型のストライプがとても美しいビーズです。
古代の人々は眼玉模様に対し畏敬の念を抱いており、現在でも眼玉模様をした古代ビーズはひときは高額で取引されています。
これらのビーズは、古代の人々がお守りや魔除け、または装飾品として使用していたものだと考えられています。
世界中のコレクターが収集しているため、年々市場に出回る数が少なくなり、現在ではとても入手しづらくなっています。
こちらのビーズは発掘品です。当店独自ルートにて直接買い付けたものを紹介しています。
ビーズが作られたのは、現在のイラン、アフガニスタンエリアと考えられますが、交易品としてアジア全土に出回っており、同様の石質、加工がされたビーズが別々の地域で発見されており、正確に生産地、年代を特定するのは困難ですが、およそ2000年ぐらい前のローマ時代に作られた物と考えられています。
これらのビーズは、自然石の瑪瑙の縞模様を活かし研磨され、美しいストライプや、目玉模様に見えるように一つ一つ加工されています。
現代のような金属製のドリルや工作機械など無かった時代に、一つ一つ膨大な時間と手間をかけ手作業で仕上げられたのだと思います。
コレクション品として集取されたり、お好みで紐を通してネックレスやブレスレットなどに加工してお楽しみください。
入手先:タイ
年代:紀元前3世紀頃~数百年前に作られたと考えられます。
長さ:24mm
太さ(幅):12mm(一番太い部分で計測)
厚み:5mm
重さ:2.1グラム(ビーズ単体)
穴:直径約0.5mmのワイヤーは通せます。穴は真っ直ぐに開いています。(当店にて実証済)
※古代のビーズは、紐を通す穴が細いのでご注意ください。
金属製のドリルなど無かった時代に何日もかけて穴を開けたものですから、
穴は入り口付近は太めでもビーズの中心辺で細くなっていることがあります。
状態:表面に大きなキズ、クラックはありません。片側のホールの周辺に細かな欠けがありますが、通常のご使用に影響をあたえるような状態ではありません。
アンティーク・ユーズド品のため、風化摩耗痕、小さなキズ・欠け、穴周りの偏摩耗などがございます。
掲載画像をご確認のうえ、あらかじめアンティーク品の特徴をご理解の上お買い求めください。
より細かな部分等の画像が必要の場合は、遠慮なくご連絡ください。
別角度画像を撮影のうえお届けします。
なお、こちらの商品はビーズ単体での販売(お届け)となります。
ご希望により当店にお問い合わせ・ご相談いただければ、ネックレスやブレスレット等に加工後の、
お届けも可能です。(別途加工料等必要となります)